愛すべき退屈な日々


by miura_ira
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希望

3月11日、大震災の時、私は会社にいました。

デスクの下にもぐりながら、天井から白い羽のようなものが
ゆっくり落ちてきているのが見えました、
まるで映画でもみているようなスローモーションだったのが、
今でも忘れられません。

大きく長い揺れをデスクの下で感じながら、初めて
この時「死ぬかもしれない」という考えが頭をよぎりました。

幸い固定電話の実家と、iPhoneのSKYPEで
友人とはすぐ連絡は取れましたが、
携帯電話はほとんど通じなかったようです。

交通機関も止まってしまったので遠方の同僚を
うちに泊めることになりました。

私のアパートも、色々な、そして意外なものが散乱していました。
いちばん危なそうな本棚は大丈夫で、軽いものが床に落ちていました。

TVで地震のニュースを見ても、この時は放心状態と疲労で、
なにか、夢でもみているかのような気がしました。

でも、現実の出来事なんだ、と日に日に実感することになりました。

原発事故が起こり、お店でトイレットペーパーや電池、パン、
米、水が買えない・・・本当にこんなことが起こってしまうんだ。
買占めしてしまう人たちがいることは、とても残念です。
被災者の方々や、本当に必要としている方々へ物資が渡るように、
買占めはやめていただきたいです。

フランスの友人も原発事故直後、帰国しました。
ご家族からの強い希望があったようです。
同じ原発を所有するフランスでは、
原発に対する意識が高いようです。
一緒にフランス来ないかと言ってくれたけど、
私は日本に残りたいと思いました。
今回のことで自分は日本人であり、
本当に日本が好きなんだと、実感しました。

そして日々流れるTVのニュースなどの映像で、
被災地の方々から逆に力をもらっている。

以下は、私の座右の銘としている、開高健さんの言葉。

明日、世界が滅びるとしても
今日、あなたはリンゴの木を植える


Martin Luther (原文)

"Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces,
I would still plant my apple tree. "


どんな状況でも、希望を持って生きていきたい。
そして、今は被災された方々が一日も早く日常を取り戻せるよう、
自分のできることをしていきたいと思います。
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by miura_ira | 2011-03-26 11:58 | 日記、日常