愛すべき退屈な日々


by miura_ira
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友人とランチ@Brasserie EDIBLE

予定していたお店が貸切だったため、友人おすすめのフレンチブラッスリー、「Brasserie EDIBLE(ブラッスリー・エディブル)」(吉祥寺)へ。
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お店の中はパリのビストロそのものといった雰囲気で、パリ気分を味わうことができました。
ランチメニューはフランス、アルザス地方の郷土料理「タルトフランベ」。私は「Loire(ロワール)」、友人は「Paris(パリ)」を注文。LoireよりParisのほうが好みでした。次回はParisを注文したい。

友人とは元同僚で、今年5月に退職されてから久しぶりの再会。

友人はピアノを演奏しており、アマチュアのショパンコンクールなどで入賞されるほどの腕前。
クリスマス頃に行われる友人のピアノ発表会に、毎年招待していただいています。

会社にいる時はゆっくり話すことはできなかったけど、マリア様のような優しい雰囲気
(会社の若い女性社員たちは密かに「神」とお呼びしていた)、
話す機会があるごとに好きなもの(おもにピアノ曲)や、
嗜好がかなり似ているなあということは感じていました。
ゆっくりお話がしたいとずっと思っていたのですが、なかなか機会はありませんでした。

つい先日、母がとても感動した様子で、
「ショパンのピアノ協奏曲がTVでやってて、キーシンの演奏ですごくよかった」
と教えてくれ、私も大好きなピアニストなので、最近またキーシンを聴き返していました。

そして久しぶりにピアノを弾いてみよう・・・と思いピアノを弾きだしたら
ものすごい感情があふれてきて、涙が止まらなくなり、
その時に彼女のことがふいに頭に浮かんだのです。

そこでメールをしたところすぐに会う約束ができて、
今日やっとゆっくりお話することができました。

ショパンのピアノソナタ第3番第4楽章を聴くたびにものすごい迫り来るものを感じること。
この時にはショパンは死の影を感じていて、冒頭のあの迫り来る旋律には
いつも心をかき乱されるのですが、途中から希望や喜びさえも感じられる。
死を受け入れた者だけが見ることができる世界なのか・・・。
最高傑作だよねえ、バラードでは4番が一番好き、あ、私も!とかね。

私はショパンの練習曲の中ではOP25-No5が一番好きで、この曲の特に中間部を聴くたび
宇宙の中で流星群を見ている感覚に落ちる・・・と話して共感してもらえるのって、すごく嬉しい。

妻を捨て、新しい恋人とバカンスへ行った島で「喜びの島」を完成させたドビュッシー。
喜びと愛と官能に満ち溢れているこの曲を聴くたびに恋愛の素晴らしさを感じさせられる。
どうしようもない女好きな浮気男だけど、あんなすごい曲作られちゃったらしょーがないか。
芸術家は自分の思いのまま生きなきゃ才能が死んじゃうんだろうねえ。
でもって、こういう男性はやっぱり魅力的なんだよね、などと話は尽きない。

そんな中で友人から聞いた印象的な話があります。
アウシュヴィッツの過酷な状況を生き抜いたのは、強い人ではなく、繊細な人だった。
勇気付けられるお話でした。感動できる心を持っていてよかった。

清らかな空気のような友人との時間にとても癒され、
前向きな気持ちになることができました。
彼女に会うといつもピアノを再開しよう、と思います。

今日お会いできたことを感謝します。
有意義な時間をありがとうございました。
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by miura_ira | 2012-10-28 21:08 | 日記、日常